モッくん in 帝釈天
なんかすっかりスタンド馴染んできた感じです。
痛いんですけど。
スノボ、行きたかった気持ちもあるんですけど。
つうか、スノボできねえー。
そもそも、なんでみんな寄ってたかってスノボやりたがるの?
誘ってくれた子は元々サーファー(Not陸)だから、
まだわかるんだけども。
スノボやんなきゃいけないみたいな先入観、なんなの?
Facebookとか、もーすごい。
年末年始のスノボラッシュ。
「イエ──ッッッ!こんなメンツでゲレンデきちゃってまーすっ☆〜(ゝ。∂)」
みたいな写真ラッシュ。
ニュースフィード占拠。
それ、全員写ってる?
カメラ構えてるの、まさか、メンバーの誰かとかじゃないよね?
その場合、彼(または彼女)の気持ち考えてあげた方がいいと思う。
正月三が日はうだうだすると決めてたんですが、
「初詣行くぞ!」
ってね、母がいい出しまして。
「え、腕痛いんだけ「行く!ほら、用意して!」……あ、はい」
ってね、押し切られまして。
みんなが
「イエ──ッッッ!こんなメンツでゲレンデきちゃってまーすっ☆〜(ゝ。∂)」
ってやってるとき、
わたし、柴又帝釈天にいました。
白銀のゲレンデとかメじゃなかった。
雰囲気ものっそい渋かった。
あっちがストロベリーフィズだカシスオレンジだいってるなら、
こっちは着物流して
「濃いめの緑茶、熱めで」
ってモッくんがいっちゃうくらいには渋かった。
わたしね、ストロベリーでフィズれないからさ、
たぶん、モッくんと柴又で濃いめ語ってる方が合ってると思う。
「麻布でぶち上げっぞー!」
のひとことに、Aと二人で
(;゜0゜)ポカーン
ってなっちゃうくらいだし。
A「麻布で……」
わたし「ぶち上げ……」
「「なにを……!!???」」
わたし「あ、源さんが花火打ち上げんじゃない?」
A「あー源さんが!」
わたし「そうそう。ほら、またラジカセ担いでさー」
A「ああ!69のTシャツ着てー」
わたし「そうそう。リリック口ずさみながらー」
もうね、本当、いもしない源さんに頼ることしか出来ないわけ。
あのノリに打つ手ナシなわけ。
「パーティー↑↑↑あんだけどこない?」
とかいわれても困惑するわけ。
本当聞きたいんだけど、パーティー↑↑↑ってなんなの?
クラブのイベントとは別物なの?
街コン?
あー、はいはい、街コンねー!
そこで一期一会なわけねー!
A「あたし……あのノリよくわかんないんです……」
そんなあんた、襟足金髪にしといてなにを。
わたし「そうはいったって若いじゃん。今どきの三十前後はあんな感じじゃないの」
A「だって……ぶち上げられたらどうします?」
わたし「困惑する、けど……」
A「でも、あれが普通なんですよね。あたし、思うんですけど、」
わたし「うん」
A「すうさんにはああいう普通は似合わない。個性消されちゃうもん」
わたし「……普通がいいのに……」
A「ああいう普通面白いですか!?この前だって、正直、馴染んでました!?わかってるでしょ!?なんか違うなって思ってたでしょ!?」
わたし「思ってた……・・・・・!!!!!(泣)」
みたいな会話、
年末年始にあったわけだけど。
とにかく、
帝釈天はよくよく肌に馴染んできてて、終の住処はここなんじゃねえのってくらいのもんだった。
2.500円するうな重食べてやった。
で、
「じゃ、樹木希林さんによろしくー!」
っつってモッくんと別れて帰路に着くまでの車内で、イベント発生。
母「これであんたが今年にでも嫁に行ってくれたら、もう、お母さん満足だわー」
でた────っ!
これ!
必殺「結婚催促スペシャル」!
母親しか使えないカード、正月ブームに乗せて切ってきた!
ドロフォー並みにガツンときたよ!
四枚取らされたうえに
「じゃあ、赤!」
っていわれたくらいの衝撃!
赤、持ってねえー!
けどね、お母さん。
よく考えて欲しいんだけど。
わたし「相手いないと、結婚て出来ないんだよ」
しかも今年て。
もうスタートばりばり切っちゃってるし。
次気付いたらたぶん、三月くらいにはなっちゃってるし。
もう慣れっこなんで、
華麗に躱してみせましたけど。
表向き華麗だったと自負してるけど、
心の中ではいろいろ出しちゃいけないもの、これでもかっつうくらい出ちゃってたけど。
頼むから、
おかしな見合いの話はもう勘弁してください。
つうわけで、
今日引いたおみくじは吉と出ました。
失せ物以外は万事うまくいくんだって。
失せ物は出てこないんだって。
帝釈天がそういってた。
「俺、昔はインドラっつってさー、まあ、古参なわけー。あ、リグ・ヴェーダ読んだ?あれ、マジ俺大活躍だからー」
っつうわけで、
みんな、リグ・ヴェーダ読んでねーっ!
なんならCLAMPの漫画でもオッケー!