33歳、一大イベントのやり過ごし方
鈴木家は甚だしく女系家族でして、父方おばあちゃんは七人中六人は姉妹だし、お母さんは三姉妹、わたしも三姉妹で次女の子供も姪っ子なんですけど、
まー騒がしいっつーか姦(かしま)しいっつーか、一人喋り出したら負けじと皆喋るので、ほぼ常に多重音声。
被せてナンボってくらいに発言してくる。
自己主張出来ないと置き去りにされる、ある意味で弱肉強食な家なんですけど、
わたしのダァはまさかの一人っ子でね。
ふらっとダァのご実家に行ったんです。
遥々、静岡くんだりまで。
したら、ものっっっっそいおしとやかーなご家庭でね。
もーーーびっくりした。
うちと比べること自体 間違ってるってことは、高校時代に泊まりに行ったミヅキのご家庭(こちら二人姉妹にも関わらず穏やかなお宅で・・・)を体験したことでわかってたはずなのに、
月日を経ると、人って忘れちゃうんだね。
ダァがあんまり喋るタイプじゃないっていう事前情報も手にしてたのに、完全にすっぽ抜けてたよね。
どうしていいかわからない。
いや、何つーかな、結構 話題は振ってくれてたと思うんですけど、
如何せん、とにかく喋り倒してナンボみたいな家庭が当たり前で33年歩いて来ちゃったもんだからね。
おしとやかな人達に囲まれた時の身の振り方に迷いまくり。
どこまで斬り込んでいいのか皆目見当がつかない。
「ちょっと今噛んだでしょー!?何でそこ噛んじゃったー!?笑」みたいなコメント、全く出来ない。
噛んだところで華麗に皆スルー。
したら、まぁ、わたしもスルーな方向でくるっと巻かれるよね。
おのずと巻かれてナンボに軌道修正も掛かるわけです。
で、結局、そちらのおばあちゃんのキャラがツボに入っちゃって、笑ってたら二日間終わったわけなんですけども。
いやぁ・・・寝たなぁ・・・・・。
人様のお宅で、しかも軽く結婚についてジャブ入れられたにも関わらず爆睡。
なんならお昼まで爆睡。
ほんと、わたしの神経どうにかなっちゃってんじゃないかって、事後、不安にもなったわけだけど、終わったことは仕方ないです。
いやー、しかし心の広いご家族で。
ひたすら寝てただけのわたしに
「ぜひまた来てね」って・・・あなたは神か仏なのか。
もしや、生きてるだけでまるもうけの明石家さんま派?
やっだー気が合うー!
わたしもさんまさん好きなんですよー!
ねーっ、もーあの話術?
芸術の域だよね!
芸人の鑑っつーか、あれぞ芸人っつーかー!
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ここから発信で何ですが、ほんと、何もせず、すみませんでした。
お寿司はとても美味しゅうございました、よー!
つって、その足で我が鈴木家にダァを連れて帰還を果たしたんですけど、
まーーーーー落ち着くこと。
大音量多重音声がこんな落ち着くとは。
つーか、ダァもよく来たよね。
我が家の感想を聞いたら「面白いジャンル」って言ってました。
深い追及はしませんが、一緒に笑えるなら何よりです。
ちなみ、我が義弟 若旦那は、鈴木家に馴染むまで何度か知恵熱出してます。
もー真・面・目!
けどさ、三十路過ぎて相手の実家に行くと、ほんとに結婚の話されんのね。
びっくりー。
わたしとダァに限ってはわたしが三つ上だから、うちの家族が娘の年齢的なことを考慮してっつーのはね、わかる。
けど、男30なんて、これからじゃないですか。
ただでさえ晩婚化で子供を産むわけでもないし、35までは遊んでいたいとかザラじゃないですか。
わたしが男なら間違いなく結婚は考えない年齢だと思うんですけど、
したら、ダァはなかなか見所あるな、と。
結構 誠実だな、と。
三日経った今、思うわけです。
駄犬も成長するわけです。
実際どうなるかはわかりませんが、ほんとに結婚したら、これは見直すしかない。
そして、取り敢えず、そろそろAと会いたい。
わたしをディズニーシーに連れてって♡
働いてるお店のMAさんのモノマネ十八番が何故かピノキオのゼペットじいさんなんですが、
それを聞くたび、ディズニーへの思いが募ります。
最近だいぶお店にも馴れてきてね、昨日も楽しくお仕事してたんだけど、
「気の遣い方が雑だなーっ!」
って言われました。
近所へのお使いが方向音痴過ぎて時間が掛かるので、わたしのお使いは「初めてのお使い」としてシリーズ化してます。
急を要するお使いは不安で頼めないそうです。
すみだ水族館にも行ったよ。