がっつりロンリー七夕・Lv.32
朝からばあちゃんとじいちゃんの墓参り行って、帰宅したと思ったら三女に「今バス行っちゃってさーしたらお姉ちゃん来るじゃん?あたし専用のタクシーかと思ったー☆〜(ゝ。∂)」って言われながら颯爽と助手席に乗り込まれたので仕方なしに駅まで送り、「何かちょっといいお姉ちゃんしちゃったんじゃない?」つって、ちょっぴりウキウキしつつ、ガリガリ君買って帰ってきました。
ガリガリ君は溶けてたけど、袋開けずに冷凍庫に突っ込んどけばだいたい元通り!
そんな清々しい土曜日をぼんやりと過ぎて、
気付けば日曜日です。
えっ、早ぇ・・・。
金曜日の話なんですけどね、
次女と姪っ子と共に、若旦那が働く会社のファミリーセールに連れて行かれました。
うちの次女も結婚するまで受付嬢やってたとこなんで、会う人会う人、声掛けられまくりで。
「あら、妹さん?」
次女「え?」
わたし「え?」
「そちら、妹さん?」
次女「あ、違います。お姉ちゃんです」
わたし「お世話になっております。姉です」
つーやり取りを数回はしまして。
やだーもーお姉ちゃん若く見えちゃうー?
ねー!やったじゃーん!
次女と盛り上がっちゃってたんですけど。
次女「今日ね、○○ちゃんとか△△さんとかにお姉ちゃんのこと『妹?』って言われたよ」
若旦那「ああ。皆そう思ってたみたいだよ」
わたし「えっ」
若旦那「あれ義妹さん?ってお姉ちゃん見た人が皆聞いてきました」
・・・何だろう、流石に嬉しくない・・・。
確かに次女とは10センチは身長違うんだけど。
確かに次女は落ち着いて見えるんだけど。
けど、何つーの?
ヤンキーとかギャルをくぐり抜けた子って、大人になると急に落ち着くじゃない?
次女もその類であって、こう、決して。
決して、わたしの精神年齢的なものが外見に表れてるとか、そういうことじゃ・・・ない、と思いたい。
「お姉はお姉ちゃんに見えないのかしら……」
次女「ち、違うよ!お姉ちゃんはお姉ちゃんだよ!お姉ちゃんぽいとこ、あるよ!」
若旦那「そ、そうですよ!お義姉ちゃんぽいですよ!」
「例えば?」
次女「優しい!後、話とかよく聞いてくれるし!ほら、ナイスアドバイザーだし!」
若旦那「そうですよ、ナイスアドバイザー!」
次女「ナイスアドバイザー!」
あんまり連呼されるとバカにされてるっぽい。
てか、バカにしてないよね?
そこんとこ大丈夫?
そんなにナイスなアドバイスしたことあったけ?
まぁね、いいんだ。いいんだよ。
「若作りだよね」って言われるよりマシだと思ってる。
マツエク効果なんだって信じてる。
んだけど、
うちの家族、誰もマツエクに触れないんだけど何なの?
気付いてないの?
あれ?
そんなにわたしに興味ない感じ?
結構ね、おメメがパッチリしてると思うよー!
もっと興味持ってー!
お宅の娘さん、こんなに睫毛長くないですよー!
もうね、自分の娘を買い被り過ぎだゾ☆〜(ゝ。∂)
つってたら七夕なんですね、今日。
織姫と彦星もね、がっぷり四つっちゃうくらいにはパッション溢れる日なわけです。
そんな中、わたしってばまさかのロンリーなんだぜ?
びっくりしちゃうでしょ?
星でさえカップリングされてるっつーのに、
こちとら独身貴族もレベル32だっつーの。
後数ヶ月でレベル33になるっつーの。
ボストロールくらいなら立ち向かえるっつーの。
何より衝撃の事実って言ったら、
2013年上半期 終わってた。
ウッソーっ!!???
もうね、ウッソーっ!しか言葉がないわけです。
ちょ、おめぇ何を成し遂げたー?
えっ……下半身の方は割りとお留守にしてたって言うか・・・
上半身は!?
えっと……あっ、チャラ男に飲み会でうっかり唇奪われました!
バカ!それは成し遂げたとは言わねぇんだ!
ですよねーっ!?
身持ちは堅くしとけって口酸っぱくして言ってんだろーが!
すんません!
下半身はもっと上半身を見習え!
おめぇは堅くなり過ぎだ!
えっ、ええーっ!?
でも相手が……
誰かいんだろ!
誰も訪ねて来ないんです!
どんな辺境に住んでんだ!
南極だって探検隊が来るっつーのに、だらしねぇーぞ!
ハイッ、すんません!
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鈴木脳内首脳会議が大混戦です。
「俺ぁ ご近所ではモテ男だったっつーのに、孫ときたら・・・」
じいちゃんも草葉の陰で泣いてる。
ごめん、不甲斐ない孫で・・・・・。
取り敢えずガリガリ君食って一眠りしたら、ホームセンターで笹の葉でも買ってこようかな。
お願い、叶うと思います?
幼稚園の時に短冊に書いた
「くノ一になりたいです。すうこ」
ってやつ、まだ、叶ってないんですけど。