鈴木すうこのイヌ負け.com

鈴木すうこの残念な暇潰しブログ。

シンデレラの控え(四番手あたり)としてアップしたまま、ミラクル☆チェンジのお呼びが掛からない

二年ぶりくらいにある女友達に会いまして。
昔、「制服ってカッコいいよねー」つー理由で駅員さんやってたんですけど
そのとき、向かいのコンビニでバイトしてたのが彼女。

わたし、ほんっと、純粋そうな娘さんて大好きなんです。

なんでかなー。
AとJちゃんと話し合った結果としては
「自分から遠いものほど眩しく見える」みたいにまとまってたような気がしてます。
いつまとめたっけ?
一度も活動しなかった(何故か出来なかった)幻のピュア部時代だと思ったんだけど。


人って、さくっとスレたりするから恐ろしいことです。

信じたくはないけど、たぶんわたしは、どちらといわずともスレている……
ピュアになりたーいっ!





で、会ったなら、彼女の恩恵のもとね、
多少はそういう 気づいたらどっかにうっかり落としちゃってたーてへぺろ☆ みたいなの思い出すんじゃないかなって
それなりに期待してたとこ、あった。

あったよ、あったの。
わたしの最後の砦みたいなとこ、確実にあったの。
「すうちゃんを置いていけない!」
「いいの……あなただけは……・・・い、つま、でも……・・・っ……!」
つってね、
わたしの屍を越えてでもそうでいて欲しいとこ、大いにあった。


「すうちゃーん、久しぶりー!」

わたし「おー、久しぶり…… ……?」


……あれ?
なんか、雰囲気変わった……・・・?

いや、いやいやいやいや。
二年はご無沙汰だったわけですしね。
雰囲気くらいは変わろうっつーもんでしょうとも。
ほら、髪もロングになってるし、カラーもダークブラウンでだいぶ落ち着いてるし。
わたしもメッシュとかいれてる場合じゃないなーやっぱ次はCanCam意識は厳しくともせめてアッシュ系カーキあたりかなーなんてね、改めて思ったりもしたんですけども。
最近、いい加減いい大人なことだし、
そろそろ、満を持してwith / MOREデビューしちゃってもいんじゃねぇのみたいな。
ストレートロング(ワンレン)目指しちゃうべきじゃねぇのみたいな。
「マス層は万国共通、偉大です」
そういうだけの準備、確実にあった。

そのためのMD構成は抜かりなかったはずだし、
今日のために組んだVMDだって絶対当たる自信あった。


わたし「メインシェルフとサブにピュアW出しで。あ、ラックにはポップ付けて打ち出しね。ボディも合わせられるものは全部ピュア合わせて」

王様「フィッティングにも置いておきますか?」

わたし「そこはご提案で。Aラインスカートフィッティングのお客様には必ず見せて。あ、これ、今日の朝礼でいって徹底しといてね。よろしく」


年始からまだ会ってもない王様と
LINEでそんな会話あったような気にさえなってたわけ。
あの子、仕事出来る子だったわけ。

わたしのパートナーとしては、ほんと、よく動いてくれてたと思う。
A型だからかストック整理も上手かった。


とにかく、それほどの万全で臨んだはずの再会だった。





けど、なんか、思い過ごしじゃなければね……ずいぶん、アダルトになってねぇ……・・・?





「うーん、実はさ……」





アダルトになってた。
最後の砦、ちょっと留守にしてる間に、看破されてた。


大人の階段の〜ぼる〜 君はまだ〜シンデレラ〜さ〜
(By, 想い出がいっぱい)


H2O、気持ちよさげに歌ってた。
まだっつーか、完全に羽化してた。

“I Can Campus☆”しちゃってた。

いや、ね、全然いいの。
わたしだってこの二年、皆無なわけじゃなかったし、
あしらったりあしらわれたり、ついでにうっかりしたりとかね、あった。あったよ。
ハイパー説教タイムで涙が出ちゃう女の子な瞬間もあったし、誕生日を半月過ぎてからのオファーだってあった。


「で、お前、いつ鉄のパンツ脱ぐの?」

わたし「脱がないから鉄のパンツなんだよ」


そんな会話が常時飛び交ってはいたけど
皆無ではなかったわけ。
年末に限っては
「しょうがねーなー、セ○レ紹介しよっか?」つー話まで呼ばれてもないのに飛び出てきた。
もっとまともなネタ振りだってあったはず。


とにかく、ピュアを期待してたわけ。





わたし、勝手だった。
ほんと、ピチピチした純粋で可愛らしい女の子(彼女は八つ下)がね、そんな
いつまでも世の男性にほっとかれるわけないんですよ。
寧ろ、ほっとくとかね、わかんない。
その神経疑うし、ついでにいっちゃえばなんでわたしもほっとかれてんのーみたいな。
トレンチ翻してヒールで街を闊歩するのが似合う(?)歳になっちゃってる。
ショーパンは、ほんと、卒業すっから。

でもね、彼女のベースはやっぱピュアだった。
バッグから縄出てきた話したら


「へー……・・・えっΣ(゚д゚lll)」


期待を裏切らない反応してくれた。

そうだよね。
疑ってごめん。
ピュアは確かにそこにあったのに。


女ですもの、大人の階段シンデレラばりに上って当たり前です。
ドレスの中身はヒール、ガツガツいわせて必死こいてる。
王子様とかリアルではまずいないし、
待ってる振りしてがっつり狩りに行かなきゃならんのが本当のリアルなとこある。

狩りに行きたいプリンスいないっつーのも、リアルなとこ、ある。





本当、勝手を承知でいわせていただきたいんですけど
イイ男よりイイ女の方が断然たくさんいるよね?

内面の自立とか、身嗜みへの配慮とか、人間的な成長への向上心とか、生き方への考え方とか熱意とか
女の方が断然しっかりしてる気がする……のですけれど、異論は認めたいと思います。

わたしの周りは俄然、女ががんばりを見せているのは確かではあるんだけど。


よく耳にするのが
「女はちょっとバカな方がいい」
とか
「頼ってくる子は可愛らしい」
とか
いわせておけば
「三歩さがって控えめなー」
とか、ほんと、今、平成だけどー?みたいなセリフ、オンパレードですけども。
お互い、足りないものを補い合う関係は素敵だと思うけど
ちょっとお伺いしたいのはね、三歩さがってなにしてろっつーの?ってとこです。

「あ、抜け毛」とか、背広のバックにまで気を配れってこと?
三歩さがって、手には常にコロコロ持ってろってこと?

そんくらいさー、背広着る前に自分で確認しとこうぜー。
三歩さがらせてまでやらせることじゃなくない?


* * * * *


ここまでは、わたしの独断と偏見ですけどもね。





とにかく、恋をしたりなんやかんやしたりすると
女の子は、そりゃあキレイに変身するんだなってことです。
ピュアをベースにミラクル☆チェンジ!

またも完全負け試合。
ただ、これから控えでスタンド待ちでも悪くないかなって思えた。
「がんばれーっ!」て声張って応援できる。
それだけの声量も肺活量もあるから、任せてもらって構わない!
さよならホームラン打たれたらさ、
あんたの分まで、甲子園の土、瓶に詰めるよ。


野球、全く知らないんですけども。


そんなわけでね、
会津若松に行って





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こういう写真撮っちゃぶち上げまくってた彼女も、
今やすっかりシンデレラ。

写真テーマは大好きな火サス。


“ホテル密室殺人事件
〜遺されたダイイングメッセージは鶴ヶ城悲恋の香り〜”


タイトルとサブタイはこれでお願いします。


写真モデルは当時の鈴木なんですけど、なんつーか、今見るとさ
太もも、立派じゃねえー?
立派だからこその太ももみたいなとこ、あると思います。

今?
もっと立派に育っておりますとも。
負ける気がしない。






三十二歳、未だシンデレラの四番手くらいの控えなんですけど
ガラスの靴とか、めっきり音沙汰ナシ。
履かなくてもアリなら、インビテーション偽造してでも行きます。